■どうでもいいコメント


いつもはあんまり自分のかきちらかしたものにコメントとかいれないんですが、今回はちょっと。
まず最初にお詫びを。
愛姫が輿入れの際につれてきた従者を皆手討ちにした事件は有名なことらしいのですが、
それがいつの時点でおこったものかはしらべきれませんでした。大変申し訳ありません。

この散文の設定では、BASARAにでている年(19才)の設定で話を進めております。
乳母は他人とは言え、もっとも母に近い人なんではないかとおもいながら書き進めていたのですが、そういう大切な肉親を愛する人に殺される気持ちってどうなのかなあと思ったしだいでして。
史実ではこの後かなり不仲な時期が続くも結局はなかむつまじい夫婦になって子どもをもうけたようですが、愛姫の中の葛藤は凄まじかったんじゃないかなあ。私が母を殺されたら絶対許せない。彼女は政宗を許してその後彼につくして天寿を全うするのですが、そうした心境の変化ってどこでおきたのかなあとおもいながら書いておりました。

政宗と言う人は非情な人だとおもったので、(時代も時代なので日常茶飯事なことだったんだろうなあ)乳母、持女を切り捨てたことはその時の最善策であったと思っているし、そのこと事態には特になんの罪悪も抱いてはいなかったと思います。自分の書いた散文では、「もともと自分と愛姫は世界に二人だけの唯一心の侵入を許せる相手である」ということが前提で、その上で「愛姫の乳母、持女を切り捨てたことで、愛姫は自分からはなれ本当に彼女を独りにしてしまった」ということのみが罪悪になっている、ということを書きたかったんですが、訳わかんなくてもうしわけない。
愛姫は愛姫で「乳母、持女を切り捨てた政宗」はどうしても許すことが出来なくて、けれど「政宗を独りにしてしまうような言葉を吐いて」しまったことに対してあやまったのかな、と。かな、とって私がかいたものなのにどうしてそんなにあいまいなのか(笑)
ゆっくりと時は経て、愛姫は政宗をゆるしていくんではないかとおもいます。
実際、政宗を許したのは、許さざるをえない時代背景と仏教の力がつよかったんでないかとは思うんですがね。
ここまで、戯れ言につき合って頂きましてありがとうございました。